旅行を計画する際、「旅行会社に頼むべきか、それとも自分で予約した方がいいのか?」と迷ったことはありませんか?
どちらにもメリットがありますが、やはり気になるのは「どっちが安いのか」という点ですよね。
この記事では具体的な料金をもとに旅行会社のパッケージプランと自分で航空券・ホテル・レンタカーを手配した場合の費用を徹底比較しました。
それぞれのメリット・デメリットや、あなたにとって最適な予約方法が見つかるヒントをお届けします。
「安く」「効率的に」旅行を楽しむための情報が満載なので次の旅行計画の参考に、ぜひチェックしてみてください!
実例で比較|旅行会社と自分で予約の料金差は?
旅行の予約方法として、「旅行会社のパッケージプラン」と「自分で個別に手配する方法」のどちらが安いのか実例をもとに比較してみます。
今回は私が実際に行った沖縄旅行を例に取り上げ、交通費(航空券)、宿泊費、レンタカーの3つを基準に料金を算出しました。
空港までの交通費、昼食、夕食、入場料、高速代、ガソリン代などは旅行の内容にもよるので省いています。
- 関西と那覇間の往復航空券
- 朝食付き宿泊費2泊
- レンタカー
HISの沖縄セットプランの料金
旅行会社を利用する場合、HISの「沖縄セットプラン」を例に挙げてみます。このプランには、航空券、宿泊、レンタカーがセットになっており、事前にすべて予約されているため、手間がかかりません。
セット内容
- 往復航空券(関空-沖縄)ジェットスター
- 恩納村 ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート2泊
- 3日間利用のレンタカー(コンパクトカー)
このプランの料金は29,800円(1人あたり)でした。
自分で航空券+ホテル+レンタカーを予約した場合の料金
私が実際に沖縄に行ったときは一人で「どこかにマイル」を使っていきました。一人でホテル代が高くなることや飛行機がLCCではない点など鑑みて、同じ条件でも検証してみます。
- 航空券: JAL(どこかにマイルで無料!!)往復で0円しかもJAL 伊丹⇔那覇
- 宿泊: 一休で予約(沖縄かりゆしリゾートEXES恩納2泊)2泊で35,670円全国支援割が6000円
- レンタカー: レキオスレンタカー3日間/軽自動車ハスラー15,900円
合計金額は45,570円(一人旅)となりました。2人で旅行した場合はホテル代やレンタカー代は割り勘になるので22,785円。
次に、同じ条件で航空券・宿泊・レンタカーをそれぞれ最安値を探してHISのプランと同じ条件で個別に手配した場合の料金を見てみましょう。
- 航空券: ジェットスター往復(最安値)5,680円×2
- 宿泊: ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート2泊13,980円×2(2名1室)
- レンタカー: クーポン利用で1,500円割引合計9,800円(税込)オリックスレンタカー(最安値)
一人当たりの個別手配の結果は以下の通りです:
- 航空券: 往復11,720円
- 宿泊: 2泊で13,980円
- レンタカー: 3日間で4,900円
合計金額は30,600円(1人あたり)となりました。
結果はどっちが安い?料金差に衝撃
今回の比較では、以下のような結果になりました。
手配方法 | 個人 | HIS |
航空券 | 11,720 | 29,800円 |
ホテル2泊 | 13,980 | |
レンタカー3日間 | 4,900 | |
合計 | 30,600円 |
料金差は800円となり、今回は「HIS(旅行会社予約)」の方が安い結果となりました。手間や自由度も考慮すると、選ぶべき方法は旅行者によって異なります。
金額だけで選ぶと後で後悔することも・・・。
結局、どこかにマイルで行ったときは飛行機代がただなので一人旅にもかかわらず気が大きくなって全然お得な旅ではなくなりました。ホテルのグレードやレンタカーをほんのちょっとずつ上げたことによって少し割高になりました。
好きなホテルに泊まってレンタカーも好きなの借りて・・・とついつい気が緩みがちな個人手配旅行は気を引き締めないとお高めになるということですね。
次に、旅行会社のツアーと個人手配のメリットとデメリットを再確認しておきましょう。
実際に行った沖縄旅行の記事はこちら
旅行会社と自分で予約のメリット・デメリット
旅行会社のパッケージプランを利用する方法と、自分で手配する旅行の場合、それぞれのメリットとデメリットを知ることで自分に合った旅行プランが探せるようになります。
旅行会社を利用するメリット・デメリット
メリット
- 手間がかからない
航空券、ホテル、レンタカーなどがすべて一括で予約されるため時間を節約できる - トラブル時のサポートが充実
旅行中にトラブルが発生しても旅行会社のサポート窓口が対応してくれる安心感 - 割引や特典がある
セットプラン限定の割引やポイント付与など旅行会社独自の特典が利用できる場合もあり
デメリット
- 自由度が低い
スケジュールや宿泊先が固定されており細かな変更が難しい - 費用が高くなる場合もある
手数料やパッケージ割増が含まれるため、必ずしも最安値とは限らない - 選択肢が限られる
提供される宿泊施設やフライトの選択肢が限られる
とっても楽ですべてが予約できるのがいいけど、旅行会社ごとに提携ホテルが決まっていてその中から選択すると泊まりたいホテルに泊まれない場合もあるので要注意ですね。
自分で予約するメリット・デメリット
メリット
- 費用を抑えやすい
各サイトを比較して最安値を見つけてコストを大幅に削減することも可 - 自由なプランが作れる
宿泊先や移動手段を自分の好みで選択できオリジナルの旅行を楽しめる - タイミング次第でさらにお得に
早期予約や直前割引を活用すれば旅行会社より費用が安くできる場合もある
デメリット
- 手間と時間がかかる
航空券や宿泊先を探し比較して予約するのに労力が必要 - トラブル対応は自己責任
旅行中にフライトの遅延や予約のトラブルが発生した場合、自分で対処しなければならない - 全体のコストを見落とすことも
個別に予約する際に隠れた手数料や追加料金に注意が必要で思わぬ出費につながることもある
デメリットとなる時間がかかることもじっくり自分で安いプランを選んで組み立てるのが好きな人にとっては楽しみの一環になりますね。
どちらの方法も一長一短があるけど時間を優先するなら旅行会社、費用を抑えつつ自由なプランを求めるなら自分で手配が向いているでしょう。
次は旅行スタイル別に具体的な選び方を解説します!
選び方のポイントは?
旅行会社のパッケージプランと自分で手配する方法のどちらを選ぶべきか迷うなら、それぞれの方法がどんな旅行者に適しているかを具体的に解説していきます。
自分に合ったスタイルを見つけるコツ
旅行スタイルは、「誰と行くか」や「旅行の目的」によって選び方が変わります。シチュエーション別におすすめの方法を紹介します!
家族旅行
家族旅行はみんなが安心して楽しめることが一番大事。移動や宿泊の手配がスムーズでトラブルがあっても頼りになるサポートが受けられる方法を選ぶと子どもから大人まで満足のいく旅行になります。
おすすめ方法 | 旅行会社のパッケージプランがおすすめ!移動や宿泊がスムーズで、何かあっても旅行会社がサポートしてくれるので安心です。 |
こんな人におすすめ | 子どもや高齢の家族と一緒に観光地を巡る場合(例: 沖縄や北海道) ファミリー向け特典があるプランを利用したい場合 |
移動距離が短い場合や、地元観光なら自分で手配するのもアリ!コストを抑えられることも。 |
全員のペースに合わせるのって、なかなか大変かも…。無理しすぎない計画を!
- 全員のペースに合わせる難しさ
小さな子どもや高齢の家族がいると移動や観光のスケジュールが制約されることが多く全員が満足するプランを作るのが難しい - 子ども向けと大人向けのバランス
子ども向けのアクティビティばかりに偏ると大人が楽しむ時間が少なくなることも。逆に大人向けの観光だと子どもが飽きてしまうことも - 予算の増加
人数が多い分、食事や宿泊費、移動費が想定以上に膨らみがち
カップル旅行
カップル旅行は、二人だけの特別な時間をどう演出するかがポイント。記念日やリフレッシュのための旅行なら、ホテルやレストランを自由に選んで、二人だけのこだわりプランを作るのが素敵な思い出につながります。
おすすめ方法 | 自分で手配するのがピッタリ!記念日旅行や特別な体験を重視するなら、ホテルやレストランを自由に選べるメリットがあります。 |
こんな人におすすめ | 温泉や高級リゾートステイ(例: 箱根、軽井沢) 星空ツアーやクルージングなど、特別なアクティビティを計画する場合 |
海外旅行や忙しくて計画に時間をかけられないときは、旅行会社のセットプランも便利! |
特別感を出したい気持ちはわかるけど、リラックスできるプランが一番!
- 片方の意見に偏るプラン
一方の希望だけを優先したプランにすると、もう片方が不満を感じる場合もある - 記念日や特別感のプレッシャー
「特別な旅行にしなければ」と気負いすぎて疲れてしまうことも - トラブルが感情的に影響する
交通の遅れや計画ミスが起きたとき、二人だけなので負担が分散されず険悪な雰囲気になる場合がある。
一人旅
一人旅は、自分のペースで自由に動けるのが最大の魅力。好きな場所をじっくり見たり現地ならではの体験をしたりと、旅のスタイルを自分で決める楽しさが味わえます。
おすすめ方法 | 自由度が大事な一人旅は、自分で手配するのがおすすめ。宿泊先や日程を自分のペースで決められるので、ストレスフリー。 |
こんな人におすすめ | 京都や福岡など、都市観光やアート巡り Airbnbなどで長期滞在し、ローカル体験を楽しむ |
海外旅行初心者で安全重視なら、旅行会社のプランで安心感を買うのも一つの方法。 |
自由気ままなのが最高!でも、安全第一を忘れずに!
- 安全性への配慮が必要
特に女性の一人旅や海外旅行では治安や夜間の行動に注意が必要 - 孤独感
一人で気ままに楽しめる反面、長い時間を一人で過ごすのが寂しく感じる場合も - 費用負担が大きい
宿泊や交通費が割高になりやすくグループ旅行に比べてコストがかかることも
グループ旅行(友人・同僚)
グループ旅行は、みんなでワイワイ楽しむことが醍醐味。効率よく観光地を回りたいならツアーを、自由気ままに過ごしたいなら自分たちで手配するプランを選ぶと楽しい時間を共有できます。
おすすめ方法 | 旅行会社の団体ツアーが効率的です。大人数での移動や観光地巡りがスムーズに行えます。 |
特に向いているケース | 修学旅行や社員旅行などの団体旅行 バスツアーやグループ特典があるプラン |
自分で予約: 友人と気ままな旅行を楽しみたい場合や、宿泊先の選択肢を広げたい場合。 |
幹事役のあなた、お疲れ様です…。みんなで協力しながら楽しもう!
- 幹事の負担が大きい
自由な手配を選んだ場合、日程調整や予約、費用の管理など幹事役の人に大きな負担がかかる - 全員の意見をまとめる難しさ
人数が多いほど、行きたい場所や希望がバラバラでスムーズに決められないことも多い - スケジュールの遅延
誰かが遅刻や準備不足などで遅れた場合、全体のスケジュールに影響する
シーズンやタイミングで変わる選択肢
旅行を計画するとき、時期やタイミングによって最適な予約方法は変わります。
それぞれの特徴を知っておくことで、よりスムーズでお得な旅が実現します。ここでは、繁忙期、閑散期、旅行直前、そして長期計画の場合のポイントを詳しく見ていきます!
繁忙期(ゴールデンウィーク・年末年始など)
旅行をする人が多い時期は、宿泊施設や航空券がすぐに埋まってしまうことが多いです。この時期の旅行を成功させるには、計画の早さがカギになります。
おすすめ方法 | 旅行会社のパッケージプランで早期予約をするのが安心です。混雑する時期には宿泊施設や航空券の確保が難しい場合が多いためセットプランで確保する方がコスパも良くなります。 |
ポイント | 「早期割引」を利用する(3~6か月前が目安) 家族旅行やグループ旅行では、団体向けの割引を活用 |
- 人気の観光地やホテルは早い段階で予約が埋まるため早期予約を心がける必要あり
- 繁忙期の料金は高めになりやすいので、早期割引やパッケージプランを活用するとコストを抑えられる
- 家族旅行や団体旅行の場合、 大人数向けの特典があるプランをチェックするのがおすすめ
閑散期(平日・オフシーズン)
観光客が少ない閑散期は、ゆっくりと旅を楽しむ絶好のチャンス。この時期ならではのプランや割引を上手に使うと、普段よりお得に旅行が楽しめます。
おすすめ方法 | 自分で予約がお得です。直前予約や空き室セールを利用することで通常価格よりも大幅に安く手配できます。 |
ポイント | 平日限定プランや直前割引を活用 温泉地やリゾート地は、オフシーズンに特別価格のプランが出やすい |
- 直前割引 や 空き室セール を利用して安く手配するのがおすすめ
- 温泉地やリゾート地ではオフシーズン限定の特別価格 プランが登場することも
- 観光地が混雑していないので地元の魅力をじっくり堪能 できる点がメリット
旅行直前
思い立ったらすぐ出かけたい!そんな旅行を計画するときは直前予約ならではの方法でコストを抑えつつスムーズな手配を目指しましょう。
おすすめ方法 | 自分で予約が便利です。特に宿泊施設の直前割引や航空券のセールを活用すれば、かなりの節約が可能です。 |
ポイント | ホテルやレンタカーの空室・空き車両を狙う 格安航空券のタイムセールをチェック |
- 宿泊施設やレンタカーの直前割引を利用すると、かなりの節約が可能
- 航空券はタイムセールを活用することで格安のチケットを手に入れるチャンス
- 選択肢が限られる場合が多いので柔軟に対応できるプランを考えておく
長期計画の場合
時間をかけてじっくり計画を立てられる場合は、早期予約でお得に旅を楽しむチャンス。特に海外旅行や多都市を巡る場合は、効率的なプランニングがポイントです。
おすすめ方法 | 旅行会社で早期割引を利用したパッケージプランを検討しましょう。特に海外旅行では移動や観光の手配を一括で行えるため計画が楽になります。 |
ポイント | 3~6か月前に予約すれば、料金が安くなるだけでなく選択肢も豊富 長距離移動や多都市を回る場合に便利 |
- 3~6か月前の予約で料金が抑えられるだけでなく選択肢も広がる
- 長距離移動や観光地が複数あるプランでは旅行会社のパッケージプランを利用すると便利
- 早めに計画することで旅行日程の調整や細かいアクティビティの予約に余裕を持てる
これらの選択肢を併用することも可能。例えば「旅行会社で航空券+ホテルを予約し、現地での自由行動のプランを自分で組む」といった柔軟な方法などもあります。
旅行会社 vs 自分で予約はどっちが安い?まとめ
旅行会社のパッケージプランと自分で手配する方法には、それぞれのメリットとデメリットがありますね。
今回の比較では旅行会社は手間を省いて効率的に旅行を計画したい人に、自分で予約は費用を抑えながら自由度を重視する人におすすめという結果になりました。
次の旅行を計画する際には記事で紹介した選び方のポイントを参考にしてみてね。
どの方法でも、しっかりと計画を立てれば満足のいく旅行が楽しめるはずです。次の旅をよりお得に、楽しく計画してみてください!
それでは
Have a nice trip.~♪
HISで行った北海道旅行の費用詳細の記事も参考にしてみてね。
「北海道2泊3日旅行」実際にかかった費用を大公開!格安ツアー利用の観光コースと旅費明細
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